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助産師と中絶立ち会い…お産以外の、大切な仕事

助産師は中絶に立ち会うことも、もちろんあります。

助産師は、妊娠、出産、育児のサポーターです。主な仕事先は、産婦人科。

産婦人科には、授かった命をあきらめることを決意する方も受診されます。

授かった命が順調に育たなかった方もおられます。

赤ちゃんの心拍がある前に、中絶する処置と、赤ちゃんが亡くなってからする処置は、方法はどちらも同じです。

産婦人科では、お産と同じくらい大切な仕事で、目をそむけることはできない仕事なんです。

助産師の中絶の処置

助産師が中絶に立ち会う際の処置についてですが、妊娠11週以下と妊娠12週以上では、処置の方法が異なります。

胎児の大きさが関係するのですが、妊娠11週以下の場合は、麻酔を使用し、掻把法、吸引法と言ったやり方で行われます。

医療機関や患者さんの状況によっては、日帰りで処置することも可能です。

その場合、助産師は主に処置の準備、介助、麻酔や子宮収縮薬の投与、処置中のバイタルサインの観察等になります。

妊娠12週を超えると、薬を使って、人工的に陣痛をつけ、出産と同じ方法が取られます。

この場合は、母体に負担がかかりますので、数日の入院が必要になります。

助産師は、お産の時と同様に観察、ケアすることになります。

助産師と中絶・・・決意をした、10代の患者さんの話

助産師の中絶との関わりの一例です。

きっと授かった命を産むか、どうするか迷ったのでしょう。

もしかしたら、誰かに相談することもできずに、悩んでいた時間が長かったのかもしれません。

受診した時には、20週近くになってきており、中絶するには、陣痛をつけて赤ちゃんを産んであげることになります。

薬の量が追加されるごとに、下腹部痛が強くなってきます。

その患者さんは、最後まで「痛い」と一言もあげることなく、黙って、じっと痛みに耐えていました。しかも1人で・・・

破水してほどなく、赤ちゃんは、生まれてきました。

赤ちゃんは、とてもきれいな姿で産まれてきましたが、産声を上げることはありませんでした。

赤ちゃんに面会した、その患者さんの顔は忘れられません。

まだまだ誰かに頼りたい年ごろだろうに、こんな場面で1人、声を上げることも、涙することもなく、辛抱しているその子の姿に、心が痛みました。

助産師が中絶処置に立ち会う難しさ

助産師として中絶には今までに何度も立ち会いました。

初期中絶にも中期中絶にも。

妊娠経過中に赤ちゃんの心拍が見えなくなった人、流産を繰り返す人、経済的事情、勉学、仕事、家族の事情で育てられない人、もともと、妊娠そのものを望んでいなかった人、いろんな方々の処置に立ち会ってきました。

バックグラウンドがそれぞれにあって、理由もそれぞれで、処置前後の反応も違って。

仕事を始める前の中絶処置の考え方と、今の中絶処置の考え方と、ずいぶん変わってきたように感じますし、お産に対する考え方にも影響をあたえています。

産婦人科や助産師は、お産、赤ちゃん、命の誕生のような比較的ポジティブなイメージがあります。

他科に比べて、涙は少ないかもしれません。

しかし、喜びの感情に隠れて、存在する悲しみの感情、やりきれない感情があります。

それは、患者さんにもあって、家族にもあって、私たち助産師にもあるのです。

赤ちゃんの生と死、両方を見ることができる助産師だからこそできること、赤ちゃんの生と死、両方を見ることができる助産師だからこそ苦しいこと、産婦人科では、中絶は切っても切り離せない処置です。

助産師の転職において、中絶に関して心配な方もいるかもしれません。

もし、心配なことがあるのなら、その心配を転職サイトのコンサルタントに話してみるのはどうでしょう?

コンサルタントは、各医療機関のスタッフともコンタクトを取っています。

現場で働くスタッフの生の声で、どんな思いで処置に立ち会っているのか、やりきれない思いをどのように処理しているのかを聞いてみるのもいいかもしれません。

そうすることであらかじめ、心構えができますし、仕事をしてからの「こんなはずじゃなかった・・・」が少なくなると思います。

転職サイトをめいっぱい活用してください。

うれしいことも、悲しいことも、やりきれなさも、すべてを含めて、イキイキした仕事を見つけることができるよう、サポートしてくれます。

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執筆者情報

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