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助産師の役割とは?
助産師の役割を端的に表す言葉としては、お母さん、赤ちゃん、家族の伴走者と表現されることがあります。
主役は、お母さん、赤ちゃん、その家族なのですね。
私たちはサポート役。サポート役としての関わりの一部をお話したいと思います。
目次 [目次を隠す]
助産師の役割・・・産婦さんと赤ちゃんの命を守る
助産師の役割であり、そして使命。
それは「母子共、無事に、お産を終えること」。みんなの願いでもあります。
赤ちゃんが元気かどうかを確認しながら、順調にお産が進むように、ケアをする。
異常にならないように、異常を見落とすことのないように、もし、異常に傾いたならば、すぐに適切な処置を取ること。
2人の命を守る、私たちの仕事です。
しかし、赤ちゃんとお母さんの命を守るのは、お産中だけではありません。
安全なお産には、母子が最高の健康状態で、お産に臨めるようにすることが大切で、お産に向かっての妊娠中の関わりも、とても重要なのです。
赤ちゃんが順調に成長し、妊婦さんは、お産に向けての体作りが順調に進むよう、一緒に考え、できることを提案すること。そんな時が、私たち助産師の出番なのだと思います。
妊婦健診では、医師が、母子の状態を見て、診断、必要ならば治療が行われます。
順調という診断であれば、その状態が維持できるような応援が必要です。
治療が必要であれば、治療効果が十分得られるような支援が必要です。
私たち助産師は、「生活」から支えていく役割を果たします。
食事は、何時?味付けは?何時に寝ている?起きている?
お通じは?赤ちゃんが元気か、おうちでチェックしてね。
チェックの仕方はこうやって・・・
安全なお産の為の助産師の役割は、お産の時だけ求められるものではないのです。
妊娠中も私たちは、安全なお産に向けてサポートしているのです。
助産師の役割・・・お母さんの心を支える
助産師の役割で重要なのは、お母さんの心の支えとなることでもあります。
妊娠中は、体が大きく変化します。それが喜びに感じられたり、一方で、変わっていく体にショックを受けてしまったり。
体が重くなって、思うように動けなかったり。ちょっと心が不安定になりやすいときでもあります。
産後も、ホルモンバランスの変化、昼夜ない頻回の授乳、慣れない育児、思うようにいかない、泣きやんでくれない。外に出れない・・・
たくさんの要因が絡まって、落ち込みやすい時期です。
助産師は時に専門家として、時に同性として、時に先輩ママとして、不安や疑問に対してアドバイスしたり、一緒に育児をやってみたりします。
すぐに解決するものもあれば、すぐに解決しないものもあり・・・
ただ話を聞くだけで、スッキリされることもあります。
こういった不安定なお母さんたちの心の支えになることは、本当に大切な役割だと思っています。
助産師の役割・・・産婦さんと家族の決断、決定を支える
助産師の役割として、患者さんの決断や決定を支えるということも大きいです。
「自然に産みたかった!けれど、赤ちゃんの心拍が弱ってきたので、帝王切開をしました。」
お産後、悲しそうな表情で話してくれることがあります。
時に、自分の理想や希望を変更すること、決断することを求められます。
妊娠が分かって、産むか産まないか。赤ちゃんの異常がありそうだ、育てるのか、どうするのか。
自然に産みたかったけど、逆子で帝王切開することになった。
おっぱいだけで育てたかったけど、おっぱいが十分出ない。など。
お母さん方は、ご自分の理想を持っておられます。
妊娠中にこんなことを試したい、こんなお産がしたい、こんな子育てがしたい、こんな子供に育ってほしい、それ以外にも、世間一般的イメージもあります。
「お産は自然が一番」とか、「おっぱい神話」とか、「痛い思いをして産むから、わが子が可愛い」とか。
その通りにならなかった、世間のイメージとのギャップに、お母さんは、とても傷つくのです。
その人なりの思いや過程があって、今の決断、行動に至っているのですから、今ある状況を支えることも、助産師の役割です。
自分の価値観、自分の得意分野を生かしながら、相手の価値観、相手の思い、決断をサポートできることが助産師にとって理想ですね。
助産師からのサポートは・・・
助産師の役割を考える上で他科との違いを考えると、助産師は、産婦人科で勤めることがほとんどですが、入院患者さんの特性上、日常生活援助、医療処置は、他科に比べ、少ないです。
だからこそ助産師は、保健指導や、心のサポートに使える時間が多くとれます。
お母さんにとって必要な時間で、私たち助産師にとっても大切な時間だと思います。
もし、ゆっくり話を聞きながら、助産師としてだけでなく同じ女性として、同じ子供を持つ母として、近い経験を持つ者として、お母さんをサポートしていきたいと思っているならば、立派な役割が果たせるでしょう。
転職サイトに、一度相談してみてください。
職場の雰囲気、産後のお母さんのサポート体制、勤務体制などが分かり、あなたの思う援助ができるかどうかを、事前に確認することができます。
「役に立てた」と感じられた時、それは喜びであり、やりがいにもなります。
そんな役割を果たせる助産師の仕事にぜひ、出会ってください。
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