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助産師 一年目の新卒時代・・・
助産師 一年目のお話をしましょう。私は、看護学校卒業後、助産師学校に進学、その後、地元のクリニックに就職しました。
数年勤めた後、大学病院で勤めました。クリニックで新卒時代を過ごした私の経験と、大学病院時代に過ごした同期の新卒の姿との両面からお話しますね。
目次 [目次を隠す]
助産師 一年目・・・クリニック
助産師 一年目で私が入職した地元のクリニックは、病床数12~3床で、月の分娩件数30件前後のクリニックでした。
スタッフ数も少なく、助産師と看護師、準看護師もいるところでした。
指導助産師は、母親ほど年の離れたベテラン助産師さんでした。
ですが、助産師数が少なく、新卒で入職したスタッフは私1人だったので、スタッフ全員で指導してもらえるような、かなり贅沢な新卒時代でした。
まずは、看護業務からスタートしました日常生活援助。
もともとそれほど日常生活に支障はない入院患者さんばかりなので、清拭や足浴、排せつ援助が中心でした。
採血、血管確保、持続点滴の管理。特に、お産の時には、血管確保をして、お産をするところがたくさんあります。
陣痛がきているお母さんの血管確保をするのですから、かなりの練習が必要でした。
その他、新生児の観察、沐浴、外来、帝王切開のケア、などなど看護業務のほとんどは、先輩看護師が指導してくれました。
先輩助産師からは、産後の観察、おっぱいケア、育児指導などの指導をしてもらいました。
お産に関することは、すべての業務に慣れたころ、入職後数カ月してから、少しずつはじまりました。
新人教育達成度評価表は、あったのですが、毎日の業務の中から、その日ある仕事を、スタッフと一緒に行いながら、成長していく感じでしたね。
それでも、1年間でほぼ一通りの業務を達成することができました。
助産師 一年目・・・総合病院(大学病院・総合周産期母子医療センター)
助産師 一年目とはいっても、これは既卒者として、大学病院に就職した時の話です。
大学病院では、新卒者をサポートするためのプログラム(新人教育プログラム)ができています。
その大学病院は、たくさんの診療科があり、新卒の入職は何十人もいるようなところでしたので、全科共通の看護技術などは、新卒者全員で合同で実施し、各病棟で技術チェックが行われていました。
その他各科独自のものは各科で研修されていました。我々だと、分娩介助、産後のケア、乳房ケアなどですね。
プリセプターシップと言って、プリセプティー(新卒)に1人のプリセプターがついて、新人の指導、支援を行ってくれます。
業務上の相談に乗ってくれたりもします。すべての勤務で行動を共にし、プリセプティ―の成長を支援しています。
中には、技術指導はチーム全員で交替で、新人の指導にあたり、担当プリセプターは、定期的な振り返りや評価をするという体制のところもあります。
プリセプターがいることで、気になること、不安なこと、わからないことを問い合わせる窓口がはっきりしてよかったのだそうです。
一緒にご飯を食べに行ったりして、他の先輩に溶け込みやすいようにしてくれて、うれしかったと言ってました。
ローテーション研修(それぞれの病院で呼び方はそれぞれかと思いますが)と言って、他の病棟(特に関連する病棟)の研修に出ることもあります。
助産師でしたら、手術室、小児科、中央材料室などですね。ほんの数日だったのですが、ちょっとした気分転換になったようです。
でも、慣れない病棟での研修に、緊張感でグッタリしてました。
その他、新卒者の交流を深めるために、宿泊研修もありましたし、1年間のプログラムを終えた時には、修了式のようなものも行われていました。
それぞれの病院で、独自の新人教育プログラムがあると思います。
総合病院の新人教育プログラムは、ホームページに具体的に示されていますので、参考にされるとよいと思います。
助産師 一年目・・・同期の話
助産師 一年目(新卒時)の私には、共に過ごした同期はいませんでした。ですので、「同期」という言葉にあこがれていました。
大学病院に入職した時は、私には新卒の同期が3人いました。総合病院で就職すると、病棟の同期が3~4人にいることが多いです。
みんなで休みが合った日に、集まってお酒を飲みました。この日を目標に、仕事を頑張る!
食べて、飲んで、遊んで、笑って、悩んで、ときどき泣いて(笑)・・・「よし、また明日!」と言って、解散!
これからのパワーにしていました。同期が複数いることの強みです!
ただ、同期がいることがツライ場合もあります。
「同期が頑張っているから」と、一緒に成長していけるのが一番なのですが、そうもいかない場合もあるのです。
自分自身の心の持ち方、成長スピード、先輩のサポート、同期のサポート、家族のサポート、リアリティショックなどなど・・・条件はいろいろあるのですが。
同期が複数いると、比較の対象ができてしまい、どうしても順位がついてしまうようなことがあるのです。
「同期」はいい!!
私もそう思います。新卒の皆さん、違う一面があることも知っておいてもらえたら・・・と思います。
助産師が一年目に就職する、最初の勤務先・・・
助産師 一年目での最初の勤務先、最近の傾向は、総合病院からスタートする人が多いですね。
総合病院は、先ほどお話しした通り、教育プログラムがとてもしっかりしています。
期間を決めて、新人の達成度を評価していくので、確実に成長ができていきます。
そして、さまざまな症例が経験できます。周産期母子医療センターなどは、緊急症例、重症症例が多く、その時の対応を経験することができます。
高度医療施設であるほど、展開が目まぐるしく、自分自身のパワーと切り替え、振り返りが必要です。
クリニックでは、総合病院よりも時間の流れが比較的ゆっくりのところが多く、お母さんのケアや保健指導にじっくりと関わることができます。
ですので、1症例をじっくりと振り返りながら、自分のものにしていくことができます。
基本、正常の妊娠、お産を扱っているので、「このお産は正常か」という視点が養われます。
だたし、重症例、緊急症例は少ないので、その経験が少なくなります。
そのほか、人間関係、お給料、スキルアップなどなど、就職先を決めるうえで、気になることはたくさんあると思います。
転職サイトには、いろいろな情報が詰まっています。新人のあなたが気になる、知りたい情報が満載。
ここで働きたい!と思える、職場を探しましょう。助産師新卒一年目は、自分の看護観、助産観の礎を作る大切な時です。
落ち込むこともあっても、助産師でよかったと思える仕事を、その仕事で頂けるお給料で、また自分磨き。
最高の職場探しは、この一歩からはじまります。
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